「Phoenix award BIOS…」と表示されるときの対処法

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回答

はじめに

「Phoenix award BIOS…」と表示されるときの対処法

BIOSは、Basic Input Output Systemの略で、デスクトップパソコンやノートパソコンのマザーボード上に搭載されているプログラムです。
パソコンにトラブルが生じたときやハードディスクやメモリなどのハードウェアを追加・交換などした場合に、BIOSで確認したり設定を変更したりすることがあります。
BIOSの画面・項目はパソコンのメーカーや機種により異なりますが、基本的な内容・操作方法は共通しているところがあります。
メーカー製パソコンは、マニュアルを参照してください。

※設定を変更すると、パソコンが起動しなくなる箇所もあるため、注意して操作する必要があります。

対処方法

BIOSにトラブルが発生した場合は初期値や標準値に戻す

BIOSには、初期値や標準値に戻す、出荷時状態に戻すという項目が必ずあります。英語では Load Defaultsなどの表記です。
BIOSは、出荷された時点でそのパソコンにとって最適な設定になっているため、トラブルが発生した場合初期値にするということがあります。

1.PCの電源を入れ、「F2」キーを連打します。（機種によって違いますので付属しているマニュアルなどを参照してください）
2.「BIOSセットアップユーティリティ」が起動した後に、キーボードの「F9」キーを押します。
3.「Load Optimized Defaults？（デフォルト値をロードしますか？）」というメッセージが表示されます。
「Yes（はい）」を選択し、「Enter」キーを押します。
※機種によって日本語または英語で表記されています。

「Phoenix award BIOS…」の主なエラーメッセージの一覧

・Keyboard error or no keyboard present
キーボードが接続されていないか、キーボードの異常を検出。

・Keyboard is locked out – Unlock the key
キーボードが押されっぱなしになっている。

・BIOS ROM checksum error – System halted
BIOS ROMの内容が問題。

・CMOS battery failed
CMOS電池の問題。

・CMOS checksum error – Defaults loaded
CMOSのエラー。

・HARD DISK INSTALL FAILURE
ハードディスクが初期化できない。

・Hard disk(s) diagnosis fail
ハードディスクの異常。

・Memory test fail
メモリの異常。

・No boot device was found
ブートデバイスが見つからない。

・Primary master hard disk fail
プライマリー・マスターに接続されたハードディスクの異常。

・Primary slave hard disk fail
プライマリ・スレーブに接続されたハードディスクの異常。

「Phoenix award BIOS…」エラーメッセージが出た場合

・Keyboard error or no keyboard present
キーボードが接続されていないか、キーボードの異常を検出。

・Keyboard is locked out – Unlock the key
キーボードが押されっぱなしになっている。

キーボードに関するエラーメッセージ以外はパソコンに重大な障害の内容を説明しています。
ご自身で対処すると症状が悪化する可能性がありますので、お近くの店舗にお持ち込みいただき専門スタッフにご相談いただくようお願いします。

それでも解決しない場合

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